2023-01-20から1日間の記事一覧

一乗谷② 永禄十一年(1568)初夏四月。 《嵐が去って一乗谷の(時)が止まった》 挽かれた姥桜に重なり抱き合って倒れている二人を浄真寺に運んだ 医者は呼んだが役に立たず、 怪しげな結界に包まれ息はしているが一乗谷の桜がすっかり散っても結界の霊気は…